何故セラピストになったのか?

私の前職は歯科衛生士でした。元々人をサポートしたり、ケアしたりということを割と得意としていたほうだと思います。

 

2013年に横浜から今の居住区である神戸垂水に引越したことと、同時期に次男を妊娠したことがきっかけで歯科衛生士業からは離れました。次男を無事に出産し、2人子育て頑張るぞーという気持ちとは裏腹に、私は「理想の子育てをしているママ」と、かけ離れていることにものすごく悩んでいました。

 

当時の私が思う「理想の子育てをしているママ」とは

 

・いつも笑顔である

・子供に対して余裕を持って接する

・子供の遊びに付き合ってあげる

 

そんな風に思っていたし、周りのママはみんなそんな風に子育てできているように思えていたのです。当時長男は3歳。スーパーイヤイヤMAX期。それに加えて発達の遅れもありました。

 

なんでウチだけ?

 

周りのことばっかり気になって周りと比べては落ち込み、ギャーコラ泣いてばかりの子供に怒り、怒ったことを後悔しまさにどつぼにハマっていました。

 

そんな風に子育てに悩み、欝々していた頃に「どんな自分も自分だよ」と声をかけてもらったり、久しぶり受けたエステで誰かに大切に手で触れてもらうことに心地よさと感動を覚えました。エステを通じて、「自分を大切にする」を体感し、悩みの種であった長男のことをまるっと認めることができ、自分の育児に自信を持てるようになったのです。

 

そしてわたしが体感したことをエステを通して私も体現できることを知り、

「いつか私もママ向けにお肌に触れる仕事をしたい!」と

一念発起してエステティシャンの学校に入学しました。

 

子育て中のママ、また子育てにある程度余裕が出てきた女性(私も含め)も、育児・家事・仕事など本当に色んなことにエネルギーを使わなければいけなくて、余裕を作りたくてもなかなか1人では難しいです。

 

だから、私は同じ女性達のお肌に触れ、「癒し」を提供し、自分を大切にするということを女性達に実感してほしい。そのことがきっと日々の生活での活力となれるんだと信じてセラピストになることを決めました。